★は良く使われる型です。寸法は直径cm×全長cm(上下金具含む)です。


上下の高さが短かく軒先に吊るす場合に好まれます。装飾や舞台などで小型のものを多数並べる例もあります。また、竹の棒に付けて足元明かりに使われるのも丸型提灯です。丸い形は和やかな印象を受けます。

【丸型】
 6号丸    17φ×30
 7号丸    20φ×32
 8号丸    21.5φ×35
★9号丸・並  24φ×38
★9号丸・重  24φ×38
★10号丸・並 27φ×41
★10号丸・重 27φ×41
 12号丸   31.5φ×48
★13号丸   34φ×53
 15号丸   43φ×63
 17号丸   47φ×68
 20号丸細骨 60φ×79
 20号丸太骨 58φ×84


神社仏閣の正面、祭礼行列の高張提灯、居酒屋の玄関など、目印や看板として最も多用される形です。肩を張った形が威厳ある印象をもたらします。関西では関東に比べて細身に作られています。

【長型】
  9号長 24φ×60
 12号長 32φ×70
★13号長 35φ×73
★15号長 43φ×87
 17号長 47φ×99


大きい「まとい型」は町火消しの目印として昔の絵図に登場します。細身の本体に文字が入るので、形状に比べて名前が大きく目立つ特徴があります。文字中心に見える提灯は積極的な印象をもたらします。

【細長型】
 中太ブラ 13φ×50
★尺まとい 32φ×101
 角高   37φ×125


全国各地の祭礼で行事役員が手に提げて行列する姿を見かけます。弓張は竹の棒に提げるより格上とも言われます。家紋を入れた提灯は着物では紋付にあたり、当家の者や使者がここにいる事を意味します。

【丸型弓張提灯】
★ 9号丸弓張  24φ×38
 10号丸弓張  26φ×40


時代劇の「御用提灯」でおなじみの型です。丸型弓張のように家紋を入れて使われる事もありますが、丸型よりは文字が大きく描けて火袋も大きいので夜道でも文字が目立ちやすくなります。

【長型弓張】
 七丸弓張 19φ×44
★八丸弓張 21.5φ×47
 九丸弓張 24φ×55


お神輿や山車の装飾など祭礼に好んで使われます。細身なので動きが多く混雑した現場に向いています。多人数で動く場合の明かりや目印として鳶職さんが玄関先に常備する例を良く見かけます。

【細長型弓張】
 小二長弓張 10.5φ×38
 六分長弓張 10φ×40
 細弓張   12φ×50
★中太弓張  13φ×50
 大太弓張  14φ×50
 極太弓張  15.5φ×50
 馬太弓張  16φ×50
 ジャンボ弓張 19φ×60


細長型は肩が丸いのに対し、桶型が肩が直角です。正面からの姿が長方形なので端正な印象を受けます。神社仏閣への奉納提灯に良く使われます。場所を取らず大きな字が描けるので看板提灯にも好まれています。

【桶型】
  8号桶  22φ×75
  9号桶  24φ×91
★10号桶  26.5φ×105
 13号桶  34φ×105
 15号桶太骨 42φ×130


昔から飲食店の軒先に提げられ通称「看板提灯」と呼ばれている提灯です。折りたたむと上下の桶に収まります。見た目の古風な印象が飲食店以外にも和風の各業種に好まれています。

【小田原型】
★10号  27φ×85
 13号  36φ×100
 15号  42φ×130
 17号  47φ×140
 20号  58φ×167


神輿の担ぎ手に風を送る実用性に加えて、神社や町会の名を描いた大きな目印として祭礼行列に彩りを添えます。多くの場合、表面に「祭」「祭禮」「神輿」などの大きな文字と巴紋を、裏面に神社名や町会名・団体名を入れます。

【大団扇】
 2尺   
 幅62×高さ49×全長145

 2尺5寸
 幅75×高さ61×全長160

★3尺  
 幅90×高さ74×全長180